Practical Ability実践力

実践力

考え、行動する力を養おう。

調べたままで終わらない。取り込んだ知識をアウトプットする実践的な教育を展開。
変化する社会において、時代をリードしていける人を目指します。

総合探究

自分自身で考え、主体的に行動するために

柏稜高校では、自ら課題を見つけ、考え、解決する力を育てることを重視しています。情報分析やまとめかた、発表の仕方にもフォーカスし、1年生での『未来プレゼン』、2年生での『修学旅行探究』でその力を養います。

英語学習

ネイティブの生の英語に触れよう

全学年全クラスでALTとのレッスンが行われており、海外の方とインターネットを使ったオンライン英会話で話す機会もあります。単語や文法を暗記するだけではなく、実際に会話をすることで、生きた英語を楽しく学ぶことが出来ます。

生きた授業

経験・体験を通して、考える力をつける

どの授業も、『机の上の勉強』から飛び出して『明日の自分たちに』活かせる授業を展開しています。気象観察を自分たちで行ったり、超電導についての授業では、未来の日本を席巻する『リニアモーターカー』の仕組みについて理解を深めたりします。

未来プレゼン

家族や自分の怪我がきっかけに

普通科2年生 川島 悠翔

湯川中学校出身

僕は将来、レントゲンやMRIなどを扱う診療放射線技師になりたいと思っています。
きっかけは、自分が骨折をしたときに病院でその仕事を目にしたことと、父が病気になったときに、苦しんでいる人を助ける仕事に就きたいなと思ったからです。
未来プレゼンの時間では、診療放射線技師になるためにはどうしたらいいかを調べ、<①理系に進み化学と数学を頑張る><②コミュニケーション力をつける>を目標に設定することができました。
将来に向けやるべきことが具体的になったおかげで、以前よりもますます頑張れそうな気がしています。

ひとが喜ぶ姿を見たいから

普通科2年生 斉藤 瑠夏

森中学校出身

未来プレゼンの時に、自分のこれまでの人生を振り返って、自分には人前に立って話せる力や積極性があるんだなと気づきました。
小さい頃からお花屋さんで接客する母を見ていたせいか、将来は自分も人とかかわる仕事がしたいなぁと、漠然と思っていたのですが、未来プレゼンのおかげで自分の特徴とその思いがひとつにつながりました。
いろいろと調べた結果、エステや美容整形など、男女問わず綺麗になりたい人の手助けになる美容看護師の仕事を目指そうと思い、高校卒業後は資格を取るために、看護学校に進みたいと考えています。

修学旅行探究

雨戸に潜む可能性 ー 気候の違いと建物の構造

商業科 3年生
(左から)工藤 唯(浜分中学校出身)、
西村 優愛(旭岡中学校出身)、川嶋 美妃(北中学校出身)、
渡邉 陽音(深堀中学校出身)、岩井 乃愛(桔梗中学校出身)
商業科3年生 
工藤 唯、西村 優愛、川嶋 美妃、渡邉 陽音、岩井 乃愛

わたしたちは地元函館と修学旅行先の福岡との違いを、気候と建物の構造から比較してみました。
福岡出身の先生にもアドバイスをいただきながら、iPadを使ったりしていったことのない土地について調べたところ、どうやら福岡の建物には「雨戸」がついていることがわかりました。
こちらでの二重窓のような意味で機能しているようですが、なぜ福岡にある「雨戸」が函館にないのか疑問でした。さらに調べると福岡(本州)では、台風による雨風・自然災害の対策として雨戸が普及し、反対に函館には台風があまり来ないから見ることがないというのが理由のようでした。
いざ修学旅行本番で福岡に行き、本物の雨戸を見ようと思いましたが、訪問先が街中ばかりで住宅街に行くチャンスが限られ、結局電車の中からしか見えなかったのが笑い話になっています。
その土地の文化や歴史を知ってからの修学旅行は、観光だけのものとは違う楽しみと発見があって面白かったです。

卒業生からのメッセージ

充実した体制でワンランク上を目指せます

北海道教育大学函館校 入学 小松 日菜子さん

深堀中学校出身

柏稜高校では早い時期から進路に関する授業があったため、心に余裕をもって準備することができました。放課後などに開かれる講習は、定期試験や入試対策について、不安なことをゆっくり先生方に相談できるので、受けていて良かったと思っています。柏稜高校は親身にサポートしてくださる先生方ばかりで本当に入学して良かったです。